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今日の一書 : 2018年2月16日(金)

『 土佐日記 』

著者 : 紀貫之; 西山秀人編

935年2月16日、この日、紀貫之は任地していた土佐から京都へ帰着しました。この間の旅を記したものがあの有名な「土佐日記」です。

平安期の大歌人、紀貫之が侍女になりすまし、帰京の旅をかな文字で綴った紀行文学の名作。
国司の任期を終えて京へと戻る船旅は長く苦しい日々の連続であった。土佐の人々に温かく見送られ出発したものの、天候不順で船はなかなか進まない。おまけに舵取りくせ者。海賊にも狙われる。また折にふれ、土佐で亡くした娘を想い悲嘆にくれる。鬱々としながらも歌を詠み合い、ひたすら都を目指す一行の姿が生き生きと甦る。
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