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今日の一書 : 2018年9月28日(金)

『 あわいの時代の『論語』 : ヒューマン2.0 』

著者 : 安田登

2045年に新たなシンギュラリティ(技術的特異点)がやってくるそうである。AIの時代である。
今からおよそ3000年前、古代中国で文字が発明された。この時人類は文字シンギュラリティに直面し、大きく世界が変わってゆくのを経験した。文字の発明から人間に「心」が生まれ、それに伴い「論理」や「時間」が生まれたと言う。著者によるとこの時代の「心」の定義は、「未来を変え過去から学ぶ力」だそうである。
前文字時代と文字時代の双方の記憶を含む時代の事を「あわいの時代」と呼んでいるが、まさにこのあわいの時代に書かれたのが論語なのである。かつて文字シンギュラリティに直面した人類は、時代がどのように変化してゆくのか大きな不安にさらされていた。近未来に訪れようとしているAIシンギュラリティ。我々はその時どのように対処すればいいのか。著者はあわいの時代の書籍である論語を読む事によって予測できるとしている。まさに孔子の言う「温故知新」なのである。
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