エスペラント　新赤版

おすすめ度：

　ジャンル：

-

By 未登録

日本語は、世界全体からみると非常に狭い範囲でしか使用されていない言語だ。 中学校時代から現在に至るまで苦手科目は一貫して「英語」であるわたしは、「英語が母語であったらどんなにいいだろう」と思ったことが１度や２度ではない。世界を見渡してみても、言語は時にさまざまな葛藤の原因にもなりうるのだ。日本人にとって、ザメンホフの提唱した「エスペラントを国際語として採用する」という考えは、非常に魅力的なものに思えるのではないだろうか。 私にとってこの本は、普段何気なく使っている「言葉」というものが持つ深い意味を、改めて考えるきっかけになった。