2023年12月
本学通信教育部4年生の書評が『週刊読書人』へ掲載されました!
SBW
本学通信教育部(文学部)4年・円谷純子さんの 『52ヘルツのクジラたち』 (町田そのこ著)の書評の投稿が、2023年11月24日付の書評専門紙 『週刊読書人』 の 「書評キャンパス・大学生がススメる本」 に掲載されました。
書評を書くことは初めてだったため、「書評キャンパス」に掲載された他の執筆者の原稿を参考にしたり、プロの方が書いた書評を何本か読んで勉強したりすることから始めました。
書評が掲載された円谷さんに、書評応募のきっかけや掲載された感想などをうかがいました。
——掲載おめでとうございます!応募したきっかけは何でしたか?
私は創価女子短期大学から創価大学の通信教育部に入学しました。
今夏のスクーリングで再会した短大時代の同期が、自身の夢に向かって努力を重ねている姿に触発を受け、私も何かに挑戦したいと思いました。
もともと書くことが好きだったこともあり、何か執筆出来る機会はないかと探していた時、「書評キャンパス」という取り組みがあることを知り、チャレンジすることにしました。
もともと書くことが好きだったこともあり、何か執筆出来る機会はないかと探していた時、「書評キャンパス」という取り組みがあることを知り、チャレンジすることにしました。
——執筆はどうでしたか?
今回書評を書いた『52ヘルツのクジラたち』は、知人から教えてもらった本でした。
私は本や映画であまり泣くことが少ないのですが、この本は序盤から涙が止まらず、自分の心が震えた作品でした。とても優しい本で、誰にでも当てはまる感情が描かれており、「多くの方に読んでほしい」と素直に思ったため、この本で書評を執筆することにしました。
私は本や映画であまり泣くことが少ないのですが、この本は序盤から涙が止まらず、自分の心が震えた作品でした。とても優しい本で、誰にでも当てはまる感情が描かれており、「多くの方に読んでほしい」と素直に思ったため、この本で書評を執筆することにしました。
書評を書くことは初めてだったため、「書評キャンパス」に掲載された他の執筆者の原稿を参考にしたり、プロの方が書いた書評を何本か読んで勉強したりすることから始めました。
執筆は、以下のような手順で準備を進めました。
①もう一度本を読み直す
②自分の心が震えたシーンや、好きだと思ったセリフをランキング付けする
③登場人物の思いと、自分の思いを重ねる
原稿は一気に書き上げ、自分で添削をし、その後、『週刊読書人』の編集担当者に見ていただきました。文章を加えるかどうか悩んでいたところがあったのですが、編集部の方が、丁度その場所に「文章を加えたらどうか」とコメントをくださり、プロの方の凄さを肌で感じました。
——掲載後、周りの方々からの反響はどうでしたか?
家族や友人に報告したところ、とても喜んでくれました。普段あまり読書をしないという方も自分の書評を読んで、「本が読みたくなった」と言ってくれ、嬉しかったです。
——今後の抱負を教えてください。
執筆するにあたり、「振り返った時に自分が恥ずかしくない文章を書きたい」という目標を立てました。その目標は達成できたと自信を持って言えます。
「書評キャンパス」に挑戦してみて、「書くことが好きだ」と再認識することができました。
今回を機に、将来的に「書くことを仕事にしたい」という新しい目標ができました。これからも、読書と執筆に取り組んでいきたいと思います。
今回を機に、将来的に「書くことを仕事にしたい」という新しい目標ができました。これからも、読書と執筆に取り組んでいきたいと思います。
(写真)通信教育部・文学部4年・円谷純子さん
※「書評キャンパス」について
株式会社読書人では、『週刊読書人』紙面上でのコラム「書評キャンパス」の執筆者を募集中です。
「書評キャンパス」とは現役大学生が自ら選書・書評するコラムです。
提出後は、『週刊読書人』副編集長が指導を行います。
「読書感想文の一歩先を目指したい!」
「書評のプロから本気の指導を受けたい!」
「自分の文章力を試したい!」
そういう方には、貴重な機会ですので、ぜひ挑戦してみましょう。
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