今日の一書 : 2021/11/8(Mon)
『 放射線医療 : CT診断から緩和ケアまで 』
author : 大西正夫
健康志向からか検査好きの国民性からか、CTはじめ先端画像機器の普及がめざましい。がんの治療に、手術や化学療法でなく放射線治療を選ぶ医師・患者も増加している。QOL(生活の質)維持に最適で、コストパフォーマンスにも優れているからである。しかし、過剰検査、専門医・医療スタッフの不足、診療報酬制度など課題は多い。医療の現場、診断・治療装置の現況、行政の対応、患者の期待と不安を取材、放射線医療の可能性を探る。
(「BOOK」データベースより)