今日の一書

今日の一書 : 2012年4月23日(月)

『 ジャン・クリストフ 』

著者 : ロマン・ロラン

大河小説の原点となったノーベル賞作家の代表作



ロマン・ロラン(Romain Rolland、1866年1月29日 - 1944年12月30日)は、フランスの、理想主義的ヒューマニズム - 平和主義 - 反ファシズムの作家。戦争反対を世界に叫び続け、国際的に多くの知友を持った

ジャン・クリストフは、19世紀のフランス人ノーベル賞作家・ロマンロランが書いた大河小説である。いわゆる大河小説とは、著者のロマンロランが本作を大河に例えたことに由来する。 主人公のジャン・クリストフは、音楽家のベートーヴェンをモデルにしている。物語は、そのクリストフの幼少期からはじまる。
どんなに残酷な現実(絶望)に打ちのめされても、生きる喜びと真の幸福をひたすら求めるクリストフの姿は、本書の冒頭で紹介されている「どの国の人々であれ悩み、そして闘っており、やがて勝つであろう」と語ったロマンロラン本人と重なる。

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