今日の一書

今日の一書 : 2012年8月14日(火)

『 ゲーテに学ぶ賢者の知恵 』

著者 : ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

ゲーテの言葉は、ことごとく危険でカッコいい。今よみがえる、至高の賢者の処世訓。
「日々は迷いと失敗の連続だが、時間を積み重ねることが成果と成功をもたらす」
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe 1749年8月28日~1832年3月22日)は、日本では小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』、叙事詩『ヘルマンとドロテーア』、劇詩『ファウスト』などの文学作品を生み出した小説家、劇作家としての顔が有名ですが、実際は政治家、自然科学者、哲学者など、多様な顔を持っています。特に、政治家としては、ワイマール公国の宮廷顧問、その後、枢密顧問官、政務長官〈宰相〉も務めるなど、行政手腕も持ち合わせています。
そんなゲーテが残した至高の名言200余を、哲学者の適菜 収が、激動の今を生きる読者のために選んで1冊にまとめました。
ゲーテの影響を受けた人々には、ナポレオン、ショーペンハウエル、ニーチェ、
カール・マルクス、レーニン、シュレーゲル兄弟など、数え上げたらきりがなく、
日本でも、森 外、芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫、倉田百三、堀辰雄など、
多くの文学者・哲学者がいます。
「私は、このごろ、ゲエテをこそ、わが師なりとして、もっぱら仰ぎ、学んでいる」
(太宰治『春の盗賊』)
「ゲーテは、どの点からみても、ドイツ人を超えていたし、またいまでも超えている」
(フリードリッヒ・ニーチェ『人間的、あまりに人間的』)

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