今日の一書 : 2012年10月11日(木)
『 シービスケット 』
著者 : ローラ・ヒレンブランド
去る10月7日。世界最高峰の競馬レース「凱旋門賞」に、日本のオルフェーヴルが出走しました。
もう一歩のところで2着に敗れてしまいましたが、かつて「日本馬は海外の馬に100年は勝てないかもしれない・・・」と言われていたころから数十年。オルフェーヴル陣営の挑戦は、夢を諦めずに努力していくことの大切さを改めてファンに伝えてくれたように思います。
今日の一書はそんなオルフェーブルに敬意を表して、とある一頭の競走馬の物語を紹介します。
馬主、調教師、騎手、そして一頭のうだつの上がらないサラブレッド。彼ら4人が集った時、奇跡への歯車が回り始めます。
「現実は小説より奇なり」
競馬の持つ醍醐味を、この小説でご堪能下さい。