今日の一書 : 2012年10月22日(月)
『 まっくらな中での対話 ーDIALOG IN THE DARKー 』
著者 : 茂木健一朗
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は1989年にドイツで生まれた、真暗闇のソーシャル・エンターティメント。
真っ暗闇の空間へ、案内役の視聴覚障害者に導かれ、おずおずと入っていく参加者は、視覚が遮断されることによって、それ以外の感覚が解放される心地よさに気づく。
ー暗闇で癒される脳と心ー
その謎に、茂木健一郎が迫る。
「ふだん使っている視覚が閉ざされることで、脳は他の器官から周囲の情報を得ようと活動を始めます。つまり、聴覚、嗅覚、触覚、さらには味覚までもが鋭敏化するのです。」