今日の一書 : 2012年11月13日(火)
『 漆への憧憬 』
著者 : ジョン・ストーカー&ジョージ・パーカー
11月13日の今日は漆の日です。
日本製漆器(JAPAN WORK)の素晴らしさを語り、
日本の漆器と同じものが作れないからこそ、
ヨーロッパでは日本製の漆に似たものを作ってきました。
漆の木はヨーロッパでは生育せず、漆液を船旅で運ぼうとしても、
固まってしまい、もし液があったとしても、
ヨーロッパの気候では固化しなかったでしょう。
これは漆の技術書で、本来の目的は
漆器の評価と価値を上げることにあります。
ぜひ、日本の工芸の素晴らしさを味わってください。