今日の一書 : 2013年1月10日(木)
『 出家とその弟子 』
著者 : 倉田 百三
新たな年を迎え、既に十日が過ぎました。
毎年思うことですが、月日は風のように過ぎ去ります。
今日ご紹介する一書は
苦境にあって『聖書』と『歎異抄』を熟読した倉田百三の代表作
『出家とその弟子』です。
人間が年を重ねるごとに一日一日の長さが短くなる。
変化の速さは、若くても理解できるがある程度の
年齢にならないと実感はできないと説いています。
人生は早いがゆえに、一日一日を大切に生きなければならない。
そんな気持ちを感じる一冊です。