今日の一書 : 2013年3月18日(月)
『 アラビアンナイト博物館 』
著者 : 西尾 哲夫
アラビアンナイトがフランス人東洋学者アントワーヌ・ガランにより『千一夜』として翻訳出版され再発見されたのが、今からちょうど300年前のこと。
本書は、国立民族学博物館の特別展「アラビアンナイト大博覧会」(2004年9月9日~12月7日)の開催にあわせて出版される同展の図録である。 出品資料から主要なもの228点の大半をカラーで収録。解説と詳細な資料を付し、アラビアンナイトの再発見と変容の歴史をふりかえりながら、新しい他者関係を模索する手がかりを探る。