今日の一書 : 2013年4月9日(火)
『 日本の家屋と生活 』
著者 : ブルーノ・タウト
4月9日はしっくいの日です。
日本の民家の壁はほとんど漆喰で作られていました。
宮内庁が管轄する「桂離宮」は著者が日本に来た時に建物や庭の素晴らしさを激賞し、日本の建築界でも話題になり、建築の素晴らしさが再認識されました。
もちろん壁は漆喰で出来ています。
「日本の家屋」と生活について、日本を愛する建築家ブルーノ・タウト氏の本書は、タウトの《建築芸術論》とならんで、彼の生涯の力作であるばかりではなく、彼の晩年を飾る美しい花である。(訳者)
日本の美しい漆喰の壁は自然と同じに呼吸し生きているのです。