今日の一書

今日の一書 : 2013年6月10日(月)

『 時間はどこで生まれるのか 』

著者 : 橋元淳一郎

なぜ時間は過去から未来に流れるのか。
なぜ過去は定まっているのに、未来は未知なのか。相対性理論や量子論などの物理学を踏まえたうえで、こうした素朴な疑問に答える時間論は、これまで殆どなかった。現代物理学の知見を考慮しなかったり、日常の感覚を無視して議論していたためである。
 本書は、科学が明らかにした時間と空間の本質を基本としながらも、
人間が日常的に感じる時間の性質を解き明かそうと試みる。人間的時間と物理学的時間を統合する、目からウロコの画期的な時間論。
   今日6月10日は時の記念日。時間について思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

この本を借りる

2013年の一覧を表示