今日の一書 : 2013年7月17日(水)
『 音で観る歌舞伎 』
著者 : 八板賢二郎
「音を主役にして書かれた日本の伝統芸能の説明書」
日本の三大伝統演劇といわれている能楽・人形浄瑠璃文楽・歌舞伎は、数百年も民衆を喜ばせてきた大いなる娯楽である。
歌舞伎を観るとき、音を意識するともっと面白くなるしワクワクしてくる。
それらの音が舞台裏でどのようにつくられているのかを紹介した本書によって、舞台芸術の創造に携わる人々だけでなく、観客の皆さんにも歌舞伎の音の世界を堪能していただきたいと著者は語る。