今日の一書 : 2013年8月7日(水)
『 地歌・箏曲の世界 : いま甦る初代富山清琴の芸談 』
著者 : 田中健次編著 ; 徳丸吉彦編著他
第1部では、近世邦楽史における地歌・箏曲の位置付けをわかりやすく解説。
第2部は、昭和四十一年刊『清琴地うた修業』を復刻収載し、用語・曲名解説を付す。口頭伝承による邦楽の習得、師弟の深い関わり、作曲方法、録音機材登場による功罪など、初代富山清琴の芸談とともにその半生を振り返る。
第3部には、徳丸吉彦・田中健次・二代清琴による鼎談を収録した。