今日の一書 : 2013年8月14日(水)
『 [論語]に帰ろう 』
著者 : 守屋 淳
孔子の偉大さは「常に、自分の弱点を自覚し、それを克服しようと努力し続けた」点にあるのでは、と守屋さんは考える(『「論語」に帰ろう』平凡社新書)
人間はいくつになっても“未完成”。孔子も、そうだった。六十歳近くまでは他人の忠告を素直に聴けず、七十歳近くまでは欲望のままに振る舞うと周りに迷惑をかけてしまったというのだから
「きのうの自分」より、一歩前進の「きょうの自分」を——私たちがいつも、互いに交わす合言葉だ。生涯青春の若さと英気も、その歩みのなかに育まれる≪聖教新聞 「名字の言」より≫
※内容※
日本にもたらされてから一五〇〇年、明治維新の志士も、高度経済成長期の経営者も、為政者から庶民まで、みんな『論語』で学んできた。一見、とっつきにくいけれど、“ツボ”を押さえればよくわかる。ややこしい時代だからこそ、『論語』を読む!大人になった今だから、日本人の基本、『論語』が身に泌みる (「BOOK」データベースより)
※著者略歴※
守屋 淳氏1965年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務後、中国古典の研究に携わる。雑誌連載、講演などを数多く行うほか、「本」のメルマガ、「書評」のメルマガを創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
(「BOOK著者紹介情報」より)