今日の一書 : 2013年9月3日(火)
『 ファッションフード、あります。 』
著者 : 畑中 三応子
「食」はだれもが参加できるポップカチャーになった!
1970年の「大阪万博」と「アンノン」創刊以降、加速・拡大・自己増殖・拡散した、日本における情報消費としての食の姿をたどる! チーズケーキ、ティラミス、ペペロンチーノ……戦後、腹いっぱい食べられる経済力を手に入れると、日本人は新しい味を求めて、ファッションのように食を、その情報までをも消費しはじめた。
第一線の料理編集者として時代を駆けた著者が、激しくはやりすたりを繰り返す食べ物から日本社会の一断面を切り取った痛快な文化史。年表付。
~内容紹介より