今日の一書 : 2013年9月19日(木)
『 談志歳時記 : 名月のような落語家がいた 』
著者 : 吉川 潮
今日は「中秋の名月」です。
名月にちなんで名月のような落語家「立川談志」を月をテーマにして
著者が語っています。
月見れば月に見らるる夜半の秋
月を見る者は月に見られている。
私が月を見る時、あの世から家元(立川談志師匠)が
見てくれている。
だから、常に矜持を持って行動しなければいけない。
「家元はいつも私たちを見ている」と著者はこの句から
感じたそうです。