今日の一書 : 2013年10月11日(金)
『 イラクサ 』
著者 : アリス・マンロー
スウェーデン王立科学アカデミーは、2013年のノーベル文学賞をカナダの女性作家、アリス・マンロー氏に授与すると発表した。
01年に発表した「イラクサ」は、カナダ映画「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」(06年)の原作となった。
日本では「イラクサ」のほか、「林檎の木の下で」「小説のように」が翻訳されている。
マンローは、故郷をモデルに田舎町に暮らす人々の生活と心の機微を描き、「カナダのチェーホフ」とも呼ばれる。