今日の一書 : 2013年11月13日(水)
『 お月さまと王女 』
著者 : 文:池田大作 絵:ワイルドスミス
『子らの笑顔に 平和は躍る』
月ウサギに連れられて、少女ソフィーは月の国へ。ファンタスティックで夢のように美しく、愛情あふれるあたたかいお話。
子供たちへの教育。ここに未来の一切がある。その“未来からの使者”たちのために——
創立者池田先生とイギリスの著名な童画家・ワイルドスミス氏の“共同作業”の3番目の成果となる絵本『お月さまと王女』。
——ソフィーはわがままで、学校嫌いな女の子。ある晩、彼女はウサギに連れられ、お月さまの国を訪れる。すると、そこには、王女さまの姿をして、元気にふるまう“もう一人の自分”がいた。ウサギは語る。お月さまの国の王女さまたちは、地球の子供たちの“本当の姿”なのだと。弱い子も、わるい子も、本当は皆、すばらしい可能性をもった子供なのだと——。
ソフィーの自己発見の感動と思いやりの心が光る物語。「鮮やかな色彩のシンフォニー(交響曲)」と称されるワイルドスミス氏の絵も“美しい夢の世界”を広げている。