今日の一書 : 2013年11月27日(水)
『 シルクロードの古代都市 : アムダリヤ遺跡の旅 』
著者 : 加藤九祚
中央アジアに流れる大河アムダリヤを軸として、東西南北に広がっていた文化交流。シルクロードに交差した文明の栄枯盛衰は、長年にわたる考古学的発見により知られてきました。本書では、半円形の劇場や図書館、神殿といったギリシャ文明の要素をそなえた都市がギリシャからはるか東方にあるアイハヌムの遺構にもとどめられていることなどが驚きをもって紹介されています。著者の加藤九祚氏は本学の名誉教授でもあります。