今日の一書 : 2013年12月9日(月)
『 私の人生を変えた 黄金の言葉 』
著者 : マーロ・トーマス&フレンズ
数多くの賞に輝く女優であり、ベストセラー作家でもある著者マーロ・トーマスが、モハメッド・アリ、トム・ブローコー(NBCキャスター)、カル・リプケン・ジュニア(元メジャーリーガー)、スティーヴン・スピルバーグ、ヴィーナス・ウィリアムズ(プロテニスプレイヤー)、ルーディ・ジュリアーニ、トニ・モリスン、ジャック・ニコルソン、メル・ブルックス、ローラ・ブッシュ、ビリー・クリスタル、トム・ウルフ、ケイティ・コーリック(NBCキャスター)といったそうそうたる面々と対談し、しかるべきときに出会ったしかるべき言葉が人生に重大な転機をもたらしたという話を聞く。一人称で語られる挑戦と勝利のエピソードは、私たち自身が人生の岐路に立ったとき、心強い指針となってくれるだろう。
アル・パチーノとグウィネス・パルトロウは、苦境の中でふと耳にした言葉に救われた。ビリー・クリスタルとクリス・ロックは、持ち前のユーモアに自らを導いてもらった。ルース・ベーダー・ギンズバーグ(最高裁判事)は、結婚の当日に義母から贈られた言葉に、いまも変わらず法廷で助けられているという。談話の中ではさまざまな苦労話や冒険談も語られ、私たちのあこがれの存在である彼らが、家族や友人の言葉、映画や芝居の中のセリフ、ラジオで流れていた曲の歌詞、ジョークや漫画に出てきたフレーズなどを通じて、希望を見いだし奮起していった様子を知ることができる。