今日の一書

今日の一書 : 2014年1月28日(火)

『 旅涯ての地 』

著者 : 坂東眞砂子

「死国」などで知られる直木賞作家の坂東眞砂子さんが1月27日死去されました。この作品は氏が初めて海外を舞台にした作品です。
日本人が外国暮らしで一番戸惑うのは、言葉の壁と宗教観でしょう。
欧米諸国では多くの人がキリスト教を信仰しています。日本人を母に、漢人を父に持つ主人公の夏桂は最後までしうした信仰に納得できませんが、信仰を貫いて生きる女性に惹かれます…
イタリアを舞台にした歴史ロマンの大作です。

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