『 トーヴェ・ヤンソン : ムーミンを生んだ芸術家 』

著者 ： 富原真弓

「ムーミン」を生んだフィンランドの作家トーベ・ヤンソン（1914〜2001）。
2014年はトーベの生誕100年にあたり、世界各地でイベントが開かれている。
日本でも紹介されて以来、40年以上にわたって人気のムーミンだが、その作者についてはあまり知られていないのではないだろうか。
絵画、風刺画、マンガ、絵本、おとな向けの小説まで、さまざまなジャンルのすべてに才能を発揮したトーベは、2001年に86歳で天に召されるまで、その筆が止まることはなかった。
本書では、その彩りに満ちた創作の世界と独自のスタイルを貫いた人生が丁寧に描かれている。