今日の一書 : 2014年8月1日(金)
『 カラマーゾフの兄弟 5(エピローグ別巻) 』
著者 : ドストエフスキー著 ; 亀山郁夫訳
文豪ドストエフスキーの遺作にして最大の作品「カラマーゾフの兄弟」。
帝政崩壊の予兆をはらむロシアのある町で殺人事件が起こり、ミステリータッチの衝撃的なストーリーが展開される。
5巻の「エピローグ」では、主人公たちのその後が描かれる。
彼らそれぞれに、どんな未来が待ち受けているのか…。
訳者・亀山郁夫が渾身の力で描いた「ドストエフスキーの生涯」と「解題」は、この至高の名作を味わうための傑出したすばらしいガイド=指針となるにちがいない。