今日の一書 : 2014年11月21日(金)
『 大江戸歌舞伎はこんなもの 』
著者 : 橋本 治
歌舞伎の公演となると、やはり敷居が高いと思う人が多いかもしれません。
そこへいくと江戸時代の歌舞伎とは庶民の娯楽だったようです。
現在の歌舞伎とは少し趣が違いましたが、二枚目俳優に嬌声をあげ、幕間にお弁当をほおばる。今も昔も楽しみ方は同じですね。
江戸時代の人たちが楽しんだのはどんな演目か?演出は?そして当時の世界観とは?
筆者の読みやすくテンポの良い文章に手書きのイラストも目に楽しく、随所に出てくる「へぇ~」な解説も見所です。