『 インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで 』

著者 ： 岡田　尊司

バスや電車の中でふと顔をあげると、車内にいるほとんどの人がスマートフォンを操作していた、なんて事が最近よくあります。ちょっとした隙間時間、どんな風に過ごしていますか？——最新の画像解析により、インターネット依存者の脳内で、麻薬依存者と同様の神経ネットワークの乱れが見られました。スマートフォンの普及で、いまや年齢制限の無い二十四時間営業のカジノ、ゲームセンターが掌の上に出現する時代です。また、オンラインゲーム(ネトゲ)だけでなく、軽いスマホアプリでさえ、脳には十分な麻薬効果があるそうです。本書には今後、インターネットと上手に関わっていく為に、知っておくべき事がたくさん詰め込まれています。