今日の一書

今日の一書 : 2015年7月21日(火)

『 老人と海 』

著者 : アーネスト・ヘミングウェイ

今日(7/21)は、ノーベル文学賞を受賞したアーネスト・ヘミングウェイの誕生日です。

あらすじ

キューバの年老いた漁師のサンチャゴは、助手の少年と小さな帆かけ舟でメキシコ湾の沖に出て、一本釣りで大型魚を獲って暮らしを立てている。
あるとき数ヶ月にわたる不漁が続き、少年は両親から、別の船に乗ることを命じられる。一人で沖に出たサンチャゴの針に、巨大なカジキが食いついた。3日にわたる孤独な死闘ののち、サンチャゴはカジキを仕留めるが、獲物が大きすぎて舟に引き上げることができず、舟の横に獲物を縛りつけて港へ戻ることにした。
しかし魚の血の臭いにつられたアオザメの群れに追跡され、必死の闘いにかかわらず、カジキはサメに喰いつくされていく。
ようやく港にたどりついたとき、カジキの体は巨大な骸骨になっていた。漁港に戻ってきたサンチャゴの舟と、繋がれた巨大なカジキの残骸を見た助手の少年が粗末な彼の小屋にやってきたとき、老人は古新聞を敷いたベッドで眠りながら、船員だった若い頃にアフリカで見た、ライオンの夢を見ていた。

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