今日の一書 : 2015年9月7日(月)
『 若者問題の社会学 』
著者 : ロジャー・グッドマン/井本由紀/トゥーッカ・トイボネン編著
本書の著者たちは社会学者らしく日本の若者問題を徹底的に突き放して分析しようとしている。「社会問題の構築主義」を分析フレームワークとして採用し、「援助交際」や「ひきこもり」といった社会問題が実際に存在するかどうかよりも、それらがいかに社会問題化されるのかというプロセスに注目することで、従来の若者論とは一線を画す本となっている。
『 若者問題の社会学 』
著者 : ロジャー・グッドマン/井本由紀/トゥーッカ・トイボネン編著
本書の著者たちは社会学者らしく日本の若者問題を徹底的に突き放して分析しようとしている。「社会問題の構築主義」を分析フレームワークとして採用し、「援助交際」や「ひきこもり」といった社会問題が実際に存在するかどうかよりも、それらがいかに社会問題化されるのかというプロセスに注目することで、従来の若者論とは一線を画す本となっている。