今日の一書 : 2015年10月30日(金)
『 罪と罰 』
著者 : ドストエフスキー
優れた頭脳を持っているが貧しい大学生ラスコーリニコフ。
「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」
という独自の犯罪理論の元に、強欲な高利貸しの老婆の殺害などに手を染めてしまう。罪の意識に押しつぶされそうになりながらも、やがて出合ったひとりの娼婦ソーニャに心を救われ、自主を決意する・・・
あなたがこの物語に見るのは、ヒューマニズムかロマンスか。
19世紀ロシアの文豪、ドストエフスキー後期の五大長編小説最初の作品。