今日の一書

今日の一書 : 2016年4月20日(水)

『 都市は人類最高の発明である 』

著者 : エドワード・グレイザー著 ; 山形浩生訳

大都市への人口の集中はしばしば問題視され、自然の中での生活に憧れる人は多い。にも関わらず、なぜ人は都市に集まるのか。

『人類の協力がもたらす強みこそが、文明の成功の背後にある中核的な真実である。—— 本当の都市はその人間なのであり、コンクリートではないのだ』(本書p20)

高層ビル建設の積極的な認可を主張し、郊外への移住を推奨する政策に反対する筆者の主張に、疑問を持つ人も多いだろう。
しかし、賛成でも反対でも、重要なデータと示唆を与えてくれることは間違いない。

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