今日の一書

今日の一書 : 2016年5月6日(金)

『 天才たちの日課 : クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々 』

著者 : メイソン・カリー

クリエイティブな仕事を残した天才たちは、いったいどんな生活を送っていたのだろう。朝から晩まで机にかじりついて創作活動をしていた?夜はほとんど眠らず研究に没頭していた? 過去から現在までの著名な作家・芸術家・音楽家・思想家・学者など161人を取り上げて、それぞれの一日の時間の使い方を紹介したのが本書だ。 これを読めば、天才たちだって、必ずしもお手本にしたいような生活を送っていたわけではないことがわかる。『天才』という言葉は、その人物を人間離れした存在のように感じさせるが、実際は朝寝坊したり、なかなか仕事に取り掛かることが出来なかったり、実に人間らしい面も持っている。 もしかしたら、自分と同じような時間の使い方をしている天才が見つかるかもしれない。

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