今日の一書

今日の一書 : 2016年6月23日(木)

『 沖縄現代史 : 米国統治、本土復帰から「オール沖縄」まで 』

著者 : 櫻澤誠

太平洋戦争中、地上戦で20万人強の犠牲者を出した沖縄。敗戦後、米国統治下に置かれ、1972年に本土復帰を果たすが、広大な基地は残された。復帰後の沖縄は保革が争いながら政治を担い、「基地依存経済」の脱却を図る。だが95年の米兵少女暴行事件を契機に、2010年代には普天間基地移転・歴史認識を巡り、保革を超えた「オール沖縄」による要求が国に行われた。

 本日6月23日は慰霊の日です。27年間の米国統治を経て、復帰後も広大な基地が残された沖縄。米国の影、革新県政、基地移転を巡り、特異な道を歩んだ戦後70年を描きます。

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