今日の一書

今日の一書 : 2016年6月28日(火)

『 目の見えない人は世界をどう見ているのか 』

著者 : 伊藤亜紗

視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚‥いわゆる五感というものに人間は依存して生きている。その中でも特に目から得る情報量は膨大だ。
視覚障害者は視覚情報の不足をどう補っているのか。
「視覚がないから死角がない」
見えているものが全てではない。
「障害者とは、健常者が使っているものを使わず、健常者が使っていないものを使っている人」
見えないからこそ使える能力がある。
視覚障害者がどのように空間を認識し、感覚を使っているのか。
著者がインタビューで得た具体的な言葉から、文字通り目の見えない人が世界をどう見ているか、五感をフル回転させて感じてみよう。

この本を借りる

2016年の一覧を表示