今日の一書

今日の一書 : 2016年7月1日(金)

『 神々の指紋 上・下巻 』

著者 : グラハム・ハンコック著 ; 大地舜訳

超古代史の研究書というより、壮大な歴史ファンタジーとして読むほうが楽しめるかもしれません。
数々の発見や研究の成果を経て、私たちは遥か太古の地球の営みや、古代の文明を明らかにしてきました。しかし、失われてしまったものを全て解き明かすことは不可能でしょう。推論や推察でしかありえない事柄が殆どです。しかし、発掘されたものから明らかな「暗号」や「符丁」が現れたら‥?きっと誰でも想像力をかきたてられ、歴史ロマンの中へどっぷりと浸かってしまうでしょう。
本書は地道な研究を重ねた上に発表されたベストセラーのノンフィクションですが、真実を探り当てているかどうかは誰にも分かりません。
しかし、分からないからこそ、歴史とは面白いのではないでしょうか。
史実なのか、空想なのか。
あなたの中のロマンチストはどちらを選びますか?

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