今日の一書

今日の一書 : 2016年7月7日(木)

『 十二番目の天使 』

著者 : オグ・マンディーノ

著者は世界で3500万部以上も読まれている
人気作家。
本書は、社会的な成功を一度すべて捨て去り、改めて人生における真の成功とは何かを模索していく物語だ。読み進むごとに、ジョンの人生が知らず知らずのうちに自分の人生と重なり、家族や友人、故郷、仕事への思いが込みあげてくるのは、わかりやすいストーリーの中に、よりよい人生を生きるためのヒントを散りばめて読者の心を引きつけていく著者の力量のなせる技だ。
 物語は40歳を前にして大手コンピュータ会社の社長にのぼりつめたジョン・ハーディングは、若き成功者として故郷に凱旋するが、その2週間後に妻子を交通事故で亡くしてしまう。絶望のどん底に突き落とされ、人生の目的を失ったジョンは、親友ビルのはからいでリトルリーグ・チームの監督として迎えられ、ティモシーという少年と出会う。試合でまったくヒットの打てないティモシーの成長を支えることで、やがて自身も立ち直っていくジョン。しかし、ティモシーには決して誰にも知られたくない秘密があった…。
感動でいっきに読める本。
ティモシー君の口癖「毎日僕はあらゆる面でよくなっている。
絶対、絶対、絶対、あきらめるな!・・」
暑い夏!読み終えた後の清涼感を味わってみてください。

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