今日の一書

今日の一書 : 2016年7月12日(火)

『 TOKYOオリンピック物語 』

著者 : 野地 秩嘉

東京オリンピックを支えた人々の感動秘話


柳井正ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長絶賛!「その時僕は十五歳だった。格好良くて光り輝く日本の未来を見た。あのチャレンジ魂と日本復活へのヒントがこの本にはあふれている」(帯より)。
日本の復興と繁栄を世界に知らしめた東京オリンピック。この東京大会を成功させるために集められた人々の知られざる熱い人間ドラマを描いたのが本作品。
登場する人々(一部):市川崑(映画督)、宮川一夫(キャメラマン)、黛敏郎(作曲家)、亀倉雄策(デザイナー)、谷川俊太郎(詩人)、高峰秀子(女優)、植木等(俳優)、村上信夫(帝国ホテルシェフ)、飯田亮(セコム創業者)。
選手村食堂で1万人の選手の食事を作った村上氏。アメリカ軍の兵士を起用して陸上のポスターを作った亀倉氏。黒澤明監督が降りて映画『東京オリンピック』の監督に抜擢された市川崑氏。同映画制作に尽力し、河野一郎大臣宅に乗り込んだ高峰秀子氏。アベベを撮るためオープンカーで前代未聞の活躍をしたカメラマン達・・・・。15年に渡る徹底取材。日本がオリンピックに参加して百年目の本年、東京オリンピックがなぜ成功したのかが解る、読み応えのある作品。

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