今日の一書 : 2016年7月26日(火)
『 家守綺譚 』
著者 : 梨木香歩
少し前の日本の原風景がありありと眼に浮かんでくるが、よくある風景とは少し違う。
でも懐かしさがじわじわと心に染み入る。
時代も場所も定かではないが、それが一層読み手の想像をかきたてる。
物語全般を通してゆったりと流れる不思議な時間。
幻想的である。でもちょっととぼけている。
そして読後感がよい。
心温まる小説である。
『 家守綺譚 』
著者 : 梨木香歩
少し前の日本の原風景がありありと眼に浮かんでくるが、よくある風景とは少し違う。
でも懐かしさがじわじわと心に染み入る。
時代も場所も定かではないが、それが一層読み手の想像をかきたてる。
物語全般を通してゆったりと流れる不思議な時間。
幻想的である。でもちょっととぼけている。
そして読後感がよい。
心温まる小説である。