今日の一書 : 2016年8月18日(木)
『 「絶筆」で人間を読む~画家は最後に何を描いたか~ 』
著者 : 中野 京子
あの有名な画家——その最後の作品を知っていますか?ルネサンス、バロック、印象派……もう、そんな西洋絵画の解説は聞き飽きた。知りたいのは「画家は、何を描いてきたか」、そして「最後に何を描いたか」。彼らにとって、絵を描くことは目的だったのか、それとも手段だったのか—。ボッティチェリからゴヤ、ゴッホまで、15人の画家の「絶筆」の謎に迫る。
著者は「世界で一番受けたい授業」などで活躍中のドイツ文学者。