今日の一書 : 2016年9月1日(木)
『 レヴィナス : 何のために生きるのか 』
著者 : 小泉義之
エマニュエル・レヴィナス
リトアニア出身のフランスのユダヤ系哲学者。
レヴィナスはユダヤ人であったが、フランス正規軍の一員であったがゆえに、捕虜に対する人道的措置なるもののおかげで、捕虜収容所に収監されたものの、生きのびることができた。レヴィナスの親族の多くは虐殺されたが、レヴィナス自身は、幸運にも生きのびることができた。(本書p100-p102より)
レヴィナス哲学の切実さと壮絶さが凝縮された一書。