今日の一書 : 2016年9月8日(木)
『 芸人最強社会ニッポン 』
著者 : 太田 省一
政治、文学、司会者、ニュースコメンテーター……
どこもかしこも芸人だらけ!?
お笑いという垣根を越え、「芸人」という肩書はもはや“万能化"した!
「ソツのなさ」「人当たり」「空気読み」、
そして「コミュ力」や「座持ちのよさ」が過度に求められる現在の日本社会。
その深層を、戦後日本の「芸能史」を縦軸に、
「笑いと日本人」を横軸に、縦横無尽に描きつくす。
「芥川賞作家・又吉直樹は、なぜ芸人であることをやめない?」
「その道のプロではない芸人が、なぜコメンテーターに多用される?」
今注目の気鋭の社会学者が鮮やかにえぐる。
渾身の描き下ろし。初の新書。