今日の一書 : 2016年9月14日(水)
『 ワンダー 』
著者 : R.J. パラシオ
オーガストはふつうの男の子。ただし、顔以外は。
生まれつき顔に障害があるオーガストは、10歳ではじめて学校に通うことになった。生徒たちはオーガストを見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて……。
正しいことをするか、親切なことをするか、 どちらかを選ぶときには、親切を選べ。 ──ウェイン・W・ダイアー (本文より)
本書は「いじめ」を題材にした児童書ですが、多くの人を魅了して米国ではNYタイムズベストセラー第1位になりました。
重い主題を扱っていますが、中井はるのの軽快な翻訳で一層明るく軽やかな作品となっています。