今日の一書

今日の一書 : 2016年10月31日(月)

『 漢字から読み解く中国の歴史と文化 』

著者 : 王貴元著 加藤徹監訳 星野孝司訳

 本学正門の向かい側にある東京富士美術館では「漢字三千年」展が開催されています。約三千年前の甲骨文字をはじめ、文字の統一を果たした秦時代の漢字、世界初公開の“文字の刻まれた兵馬俑”など漢字の歴史を紹介する展覧会となっているようです。
 
 今日ご紹介する図書はその漢字にまつわる本です。「漢字」の成り立ちを通して中国の歴史と文化をかいま見る内容となっています。
 英語では、文字は「レター」と「キャラクター」の二通りの言い方があります。ABCは一字一字それぞれは意味を持たない「レター」。漢字は、一字が一語として意味を持つ「キャラクター」。漢字はそれぞれ個性的な字面と経歴を持っています。 (本書より)この本で漢字の持つ奥深い魅力を是非感じてください。

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