今日の一書 : 2016年11月4日(金)
『 Charlie and the chocolate factory 』
著者 : Roald Dahl
皆さんご存知の『チャーリーとチョコレート工場』の原語版です。
映画にもなったので、物語を読んだことのない方にもそのストーリーはよく知られていますね。
ロアルド・ダールお得意の、ちょっとひねりの効いたファンタジーです。
日本語訳を知っていると、登場人物の名前など、そのひねりっぷりに思わず笑ってしまいますが、翻訳者の方の創意工夫というか、想像力というか、訳出の苦慮の程がうかがえます。
そんな物語以外のところを楽しみつつ、原作のもつテンポのよさ、韻を踏んだ文章のリズム感を味わってみてはどうでしょうか。
チョコレートの美味しい季節。秋の夜長に異国のファンタジー。ちょっと童心にかえって、でも大人の読解力で楽しみましょう