今日の一書 : 2016年12月6日(火)
『 心中天の網島 』
著者 : 広末保
『心中天網島』(しんじゅう てんの あみじま)は、近松門左衛門作の人形浄瑠璃。享保5年(1720年)の今日12月6日、大坂竹本座で初演。全三段の世話物。
妻子ある分別ざかりの男が曽根崎新地の遊女と網島大長寺で情死した。本書は、世間の記憶から時経ずして消え去るような事件を、瞬時に浄瑠璃に仕立て、古典にまで高めた近松の天才的作劇術を原文を読みつつ解明する。
「MARC」データベースより
近松門左衛門の作品に触れ、古典を楽しんでみてはいかがでしょうか。