今日の一書 : 2017年5月24日(水)
『 これからのエリック・ホッファーのために : 在野研究者の生と心得 』
著者 : 荒木優太
エリック・ホッファーは港湾労働者をしながら研究を続けた社会哲学者。
著者もまた在野研究者として、「世の中」で「世の中」を学ぶ。本書は16人の在野研究者たちの「生」を、彼らの遺した文献から読み解き、アウトサイドで学問するための方法を探し出す。
著者は言う。『〈存在へのあがきstruggle for existence〉は、戦いにおける強さというものの様々なモードを許容する』と。