今日の一書 : 2017年6月2日(金)
『 ホワット・イフ? : 野球のボールを光速で投げたらどうなるか 』
著者 : ランドール・マンロー
突拍子もない疑問に、科学と数学と、シンプルな線画のマンがを使って答える本。アメリカでは、サイエンス系の本としては破格の大ヒットで、ニューヨークタイムズのベストセラー・リストに34週連続で載った。(略)
マンローは投稿される疑問に、数学と科学、そして「ユーモア力」を駆使して、あっと驚くような答えを出す。その過程で、知人の専門家に問い合わせる、書籍を調べる、冷戦時代の研究データを参照するなど、できる限りの調べものをする。また、それらを使っていろいろ推論を重ねたあげくの「落ち」が実に軽妙酒脱で、ときどき皮肉。読みながら、「くすっ」、または「あっはっは・・・」と、笑えるところがたくさんある。
訳者あとがきより