今日の一書 : 2017年6月28日(水) 『 放浪記 』 著者 : 林芙美子 私は宿命的に放浪者である。 都市の底辺で貧困にあえぎ職を転々としながらも、ひたすら文学に向かって力強く歩み続ける作者の自伝的小説は、この一文から始まる。 あっけらかんと生きる女性の姿に多くの人が引きつけられ、舞台や映画でも演じられてきた。 今日は林芙美子忌。 この本を借りる 2017年の一覧を表示