『 暁よ紅に : わが血もて染めよ フィリピン独立運動の悲運のヒーロー ホセ・リサール 』

著者 ： カルロス・キリノ

本書はスペインの植民地支配に
抗する独立運動の中心となったフィリピン国民の英雄ホセ・リサールの生涯を描いたドキュメンタリー「The　Great Malayan」の訳書である。

３００年以上続いていた植民地状態にペンの力で立ち向かい、３５歳の若さで処刑されたリサールの精神は、民衆の感情を沸き立たせ、その死の２年後にフィリピンは独立を宣言した。